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[PS2] カルドセプト セカンド エキスパンション [レビュー]




今回はボードゲームの名作にして最高作、PS2の「カルドセプト セカンド エキスパンション」をレビューします。


カルドセプトシリーズを一言で説明すると、モノポリーや「いただきストリート」シリーズと同じく、ダイスを振りながらマップを進み、空き地を占有して領地を拡大させる陣取りゲーム。


セガサターンで発売された1作目からカードやシステムが大幅にパワーアップし、今でも遊べる鮮度の落ちない対戦ゲームです。



セプターは諦めないことを学ぶ
カルドセプトは、1~4人のプレイヤー(以下、セプターという)が、交互にダイスを振ってマップを移動し、止まったマスが他のセプターのマスなら通行料を支払い、空き地であれば占有する権利を得て、最終的に決められた目標金額をいち早く達成することで勝利となるボードゲームだ。


土地の占有という意味では「いただきストリート」シリーズに似ているところがあるが、カルドセプトの一番の特徴は、相手セプターの土地に止まっても、無条件で通行料を支払うのではなく、土地を占有している相手クリーチャーを倒せばその土地を自分のものにすることができるのだ。

これにより、相手セプターのマスに止まることは、単なる通行料の支払いというマイナス面だけでなく、自陣の領地拡大のチャンスとしても位置付けることができる。

そして、守備側も戦いに負ければ通行料が手に入らないばかりでなく、貴重な土地を奪取されることになるため、全力で守りにいくのだ。


本来であれば、高額の土地に止まることは是が非でも避けたいところだが、土地を奪える見込みのあるときは「止まってくれ!」と心待ちにする場面が生じるのが面白い。

「高額な土地に止まったら終わり」ではなく、それは一瞬にして逆転するチャンスにもなることをセプターは忘れてはならない。


セプターはカード情報を熟知する
カルドセプトにおいて、勝つための条件は様々あるが、基本にして最も重要なことは、カード情報を熟知することだ。

カードには、土地を侵略するためのクリーチャー、クリーチャーが戦闘時に使用する武器・防具・魔法、セプターが移動時に使用するスペル(補助)があり、カルドセプト セカンド エキスパンションでのカード総数は計492枚に達する。


比較的強いとされているカードにもメタとなる対抗カードがあるため、最強といえるカードはなく、セプターはそれぞれのカードの効果を最大限に発揮するためにカード情報を覚えておくことが求められる。


それは、前述のクリーチャーカードによる土地の奪い合い(バトル)によるところが大きい。

各クリーチャーには攻撃力と体力が個々に設定されており、攻撃側の攻撃力が守備側の体力を上回れば撃破し、土地を奪うことができる。

これだけだと、オートマティックに戦闘が行われるように思えるが、ここに武器や防具カードが組み合わさることで、攻守の数値が激しく変化する。

攻撃力、守備力の変化がどのようになるかは、すなわちバトルの勝敗に直結するため、最低限のクリーチャーや武具のデータは常に把握しておかなければならない。

セプターは侵略できるかできないかを瞬時に判断していくことが求められるのだ。


セプターは戦略を熟考する
カードの総数は全て入手すると492枚。
その中から50枚のカードを選別しブックと呼ばれるデッキを作る。

ブックのバランスはすなわちセプターの戦略だ。

攻撃型クリーチャーが多いのか、スペルカードが多いのか、特殊カードで相手を翻弄するのか等々、ブック構成はセプターの心であり、意志である。

「ブックを見れば、セプターの性格が分かる」

と言っても過言ではない。


実際に1~2枚入れ替えただけでも全然違う戦略を取ることになったり、使い勝手が良くなったり悪くなったりするので、このブック構築はカード情報の熟知と同じくセプターとって大切なものとなる。

そして、カルドセプトでは戦いが終わるごとに新しいカードを入手する。

新しく手にいれたカードを使いながら、ブックを再構築していくのもこのゲームの醍醐味の一つだ。


YouTube [Culdcept Second (Battle Scene)]



セプターは心理戦を制する
カルドセプトの面白いシステムの一つに、相手セプターの手番の際に手持ちのカードが一瞬見えるというものがある。

これは明らかに意図的に組まれており、一瞬見える相手セプターのカードを覚えて敵の戦略を理解し、その対策を練ることができる。

しかしながら、これを逆手にとって、相手をけん制するためのカードを常に手札に残しておき、別の戦略をこっそりと進行しておくということもできる。


また、バトルにおいても勝機のまったくない敵の領地に攻め込み、攻略するメドがあるかのように見せ、相手にわざと防具カードを使わせておいて、次の戦いで本格侵攻するということも可能だ。

セプターはその磨いた経験をいかしながら、心理戦に読み負けないようにしないといけない。


このように、カルドセプトにおいての心理戦は戦いに勝つ上で非常に重要な要素であり、ブラフや伏線、ハッタリなどが実際にできるため、人間同士の戦いがより人間らしく展開され、外野で見ているだけでも面白い。

リプレイ動画が人気なのもうなずける。


セプターは運を味方にする
カルドセプトのファンは「カルドセプトは運ゲーではない」と断言することだろう。

確かにブック構成や戦略、心理戦の展開次第では劣勢な状況を覆すことができるため、どちらかというと実力主義のボードゲームかもしれない。

けれども、ダイスを振って移動するが故、いかんともしようがない運の差はどうしても出てきてしまう。

一流のセプターになるために、運も味方につけておきたいところだ。

実力がある者に運が味方をすると、最下位から一気にトップを狙えるのもカルドセプトの魅力だと思う。


セプターを虜にする環境とは
まず、レスポンスが非常によいことに驚かされる。

ダイスの振りや、マップの移動、そしてバトル時のアイテム使用のアニメーションの処理速度等、その全てが快適に処理される。

特にバトルにおいては多くのアイテムを使ったり、支援効果があったりと、情報が複雑になるのだが、よいテンポで伝えてくれるためストレスがない。

バトルはカルドセプトにとって重要なパートなので、このテンポのよさはありがたい。


そして、「ロマンシング サ・ガ」の作曲者で有名な伊藤賢治氏による音楽は、もはや評価をするまでもなくすばらしい。


今作は通信対戦を行える環境が構築されなかったため、対人の盛り上がりは弱いものがあった。
その反面、仲のよい友人とは互いのブックを持ち寄って、朝までプレイし続けたものだ。

ネット回線を使った協力・対戦プレイが主流となり始めた時代で、一緒の空間でゲームをすることの楽しさを教えてくれたのもこのゲームであった。


今後どんなに続編がでても、決して色褪せることなくずっと遊べる対戦ゲーム、「カルドセプト セカンド エキスパンション」。
今でも友人とプレイしています。



タイトル:カルドセプト セカンド エキスパンション
ハード:PS2
ジャンル:トレーディングカード・ボードゲーム
開発元:大宮ソフト
発売元:セガ
発売日:2002年9月28日
ホームページ:http://www.culdcept.com/

  

*こんな人にオススメ*
○モノポリーのような戦略ボードゲームが好き
○いただきストリートシリーズが好き
○友人とガチバトルがしたい
○前世は軍師だったと思う方
○この世は力より知恵だと思う方
○カイジのような心理戦が大好き

この記事へのコメント

承認待ちコメント - - 2015年04月30日 00:52:45

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