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[Wii] パンドラの塔 君のもとへ帰るまで [レビュー]




今回はWii屈指の名作と名高い「パンドラの塔 君のもとへ帰るまで」をレビューします。

本作品は、剣と鎖を使った多彩なアクションに加え、独特のストーリー展開を見せるアクションロールプレイングゲーム。

軽快なアクション操作はWiiリモコンとヌンチャクとの相性も良く、キャラクターの動きが手になじむような心地よいレスポンスが魅力的です。

プレイしてすぐに「おっ、WiiにもこのようなRPGが出たか」とワクワクさせてくれるゲームでした。

けれども、その満足度とは反比例して、思うように販売本数が伸びなかった不遇のタイトルとしても有名な作品です。

「パンドラの塔 君のもとへ帰るまで」とは何か、少し掘り下げてみましょう。



ストーリー
エリシュオン王国の巫女セレスは、収穫祭の宴の中、突如「獣の呪い」が発動してしまう。

獣の呪いを受けたものは下僕(魔物)の肉を定期的に摂取しなければ自分自身が獣へと変貌してしまう。

呪いを完全に解くには、十三ある塔の主(あるじ)の肉を食べなくてはならないという。

主人公エンデは、セレスの呪いを解くために十三訃塔へ赴く。


システムの特徴1 鎖を使ったアクション
パンドラの塔は、立体的に構成された塔にはびこる魔物を倒し、仕掛けを解きながら進んでいくアクションRPGだ。

主人公のエンデの武器は主に剣や斧などの打撃武器と、鎖を使った関節攻撃がある。

打撃武器のアクションは実に軽快で、コントローラーのボタンを押したときのレスポンスが良い。

簡単な操作で2段、3段とコンボを出すことができ、武器を振るだけでも楽しい。


一方、鎖での攻撃方法は実に多彩だ。

鎖を相手に巻きつけ、動作を制限させたり、敵を鎖で振り回し地面にたたき付けたり、遠くの敵に鎖を飛ばして打ち落としたりすることもできる。

そして、鎖を使ったアクションは敵との対峙の際だけでなく、ステージの仕掛けを解く際にも活躍する。

レバーを鎖で引いたり、高い場所の突起物に鎖をかけてよじ登ったりして塔を攻略していくのだ。

この鎖のアクションこそ、パンドラの塔の最大の特徴と言ってもよいと思う。


YouTube [パンドラの塔 君のもとへ帰るまで 予告映像2]



システムの特徴2 時間の概念とセレスの獣化
もう一つのシステムの特徴は、時間の概念があること。

十三訃塔攻略中は常に時間が流れており、朝から昼へ、昼から夜へ表情を変えていく。

時間ごとに出現する敵や採取できるアイテムに変化がある。


さらに、パンドラの塔のストーリーをなぞるように、時間が経過するたびセレスは徐々に獣になっていってしまう。

ヒロインが醜い獣になっていく過程は、非常にショッキングであると同時に、この作品を紹介する上で避けては通れないところだろう。


プレイヤーは、セレスが完全に獣になってしまう前に塔の魔物から肉を採取し、拠点で待つセレスのもとに帰らなくてはならない。

セレスに肉を与えれば一旦獣化は収まるため、その間に塔の攻略を続けるのだ。


一つの塔はおよそ2時間もあれば攻略できるのだが、30分もすればセレスは完全に獣化してしまう。

セレスが獣にならないように、拠点と塔を往復しながら少しずつ攻略していくことになる。


システムの特徴3 鎖を活用したボス戦
攻略となる十三訃塔にはそれぞれにボス(主)が待ち受けている。

この主の肉を取るのが目的だ。

動き回るボスから肉がある部位を見つけ、そこを鎖で引きちぎることでダメージを与えられる仕組みだ。

肉がある部位は何かしらの状態で守られていることが多く、ステージのギミックを使ったり、ボスを特定の動作にさせることで、弱点があらわになる。

この戦いは「ワンダと巨像」での巨像との戦いのようで、新鮮だった。

ただ剣を振り、なぎ倒すのではなく、頭を使って攻略する面白さがあり満足している。


YouTube [パンドラの塔 BOSS 04]



パンドラの塔のストロングポイント
なんといっても、アクションが抜群に楽しい。

武器は剣、小剣、斧とあるが、どれも特徴があり、使いどこを変えながら楽しむことができる。

敵を攻撃する際は手ごたえがあり、またコンボをつなげることで爽快感が向上する。

鎖の操作をする上でWiiリモコンとの相性が良かったのも面白かった。

ポインターによる照準や、リモコンを振ることによる鎖の引き抜きは、動作とアクションがシンクロして、実際に鎖を操っているような感覚になる。


塔のギミックを解く楽しさも忘れることができない。

ゼルダの伝説のダンジョンの仕掛けを解くような謎解きが、一つの塔の中に絶妙に配置されており、簡単には攻略ができなくなっている。

この仕掛けの謎を解くとき、なんともいえない達成感を得ることだろう。


パンドラの塔総評
非常にセンスの良い、インディーズバンドのような作品。

アクション部分のシステムが楽しすぎるだけに、メジャーを意識して、全体的に暗いストーリーをもう少し明るくしても良かったと思う。

けれども、個人的には、あの独特の雰囲気があったからこそ、忘れられないソフトになったと感じている。

「自分たちのバンドの売りはここだ」とゆるぎない哲学が見えた気がした。


フランツ・リスト『愛の夢 第3番』をアレンジした挿入歌、『永遠の恵みよ』は心に響く名曲だった。

せつないストーリーを象徴する歌であり、希望でもある。

パンドラの塔の映像を思い出すたびに、この歌が頭をよぎる。


エンデとセレス、二人を結ぶ鎖の強さを問われる、「パンドラの塔 君のもとへ帰るまで」。
良質のアクションゲームです。



タイトル:パンドラの塔 君のもとへ帰るまで
ハード:Wii
ジャンル:アクションロールプレイングゲーム
開発元:任天堂、ガンバリオン
発売元:任天堂
発売日:2011年5月26日
ホームページ:http://www.nintendo.co.jp/wii/sx3j/

 

*こんな人にオススメ*
○アクションRPGが大好き
○ゼルダの伝説シリーズが好き
○ワンダと巨像が好き
×グロテスクな表現が苦手な方
×14歳未満の方(CEROレーディングC:15才以上対象)



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